ラオスの首都ビエンチャンより北にある小さな村、バンビエン。

洞窟や湖などの自然が多く残されており、首都ビエンチャン、世界遺産街ルアンパバーンに次ぐ観光地です。


旅行者に人気のあるバンビエンですが、行き方はご存知ですか?

一番楽なのは飛行機!と言いたいところですが、現在バンビエン行きの飛行機がありません。


パッケージツアーで旅行するならともかく、自分で手配しなければならない個人旅行者に向けて、首都ビエンチャンからバンビエンまでの行き方をご紹介します!


所要時間と場所

ビエンチャンからバンビエンへは車で行くしかありませんが、所要時間は約4時間です。

道の状態によっては5時間以上かかることもあります。

場所は、ビエンチャンから見ると北にあります。


ラオスの気候とバンビエンまでの道の関係


乗り物をご紹介する前に、ラオスの気候と道の状態について、説明します。


ラオスには暑季、
雨季、乾季という季節があり、特に注意しなければならないのが雨季です。

ビエンチャンからバンビエンまではほとんどの道が舗装されているので、めちゃくちゃな山道を通る…ということはありません。

しかし、乾季にきれいに整備した道でも、雨季の激しい雨で崩れてしまい、道は穴だらけ。

深い水たまりができ、アスファルトで舗装された部分はえぐれて土が出た状態になります。

全く通れない!という話はあまり聞きませんが、車は通常のスピードで走ることができませんので、バンビエンへ行く際は時間に余裕を持って行きましょう。


また、乾季であっても、バンビエンに近づくにつれ道は悪くなります。


バンビエンへ行くための乗り物

大型バス

一番楽なのは大型バスに乗ること。

デコボコ道で安定して走行できる、大型バスの強みです。


ビエンチャンからの乗り場は、メコン川沿いから乗車できます。

Soutchai Travelというラオスにある旅行会社がバスを出していて、ホームページを見ると10$となっています。

ラオスキープだと50,000kipという情報もあるので、都度確認が必要です。(2019年2月現在)


復路も大型バスが出ていますが、こちらはバンビエンのSoutchai Travel以外の代理店からでも出ています。

ただ、便が少ないので、こちらも都度確認が必要です。


ミニバン

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お手頃価格で行くならミニバンに乗るのが良いでしょう。

ビエンチャンならスタジアム付近と、北バスターミナルから出ています。

どちらも料金は50000kip。


北バスターミナルであれば、バイクの駐車は1泊10000kipです。


ミニバンは安いですし本数も多いので気軽に乗れますが、デコボコ道でかなり激しく揺れますので、車に酔いやすい人はミントの飴を持っていくと良いです。

わたしは日本で車酔いは全くしたことがありませんが、ラオスではよく酔うので車で遠出する時は必ずスースーする飴を持参します。



車をチャーターする

時間に縛られたくない方は、ビエンチャンで車をチャーターしてバンビエンまで行くのが便利です。

バンビエンで色々な観光地を回る場合、車をチャーターした方がまとめて手配できますし、自由がききますよね。

ビエンチャンにある旅行代理店であれば、大抵のところは運転手つきの車を手配してくれます。


それなりに料金は高くなるので、お財布と相談してください。


トゥクトゥク、ソンテウ

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ラオスで便利な乗り物と言えば、トゥクトゥクやソンテウといった、バイクや軽トラを改造したような乗り物。

市民の足ではありますが、ビエンチャンからバンビエンへ行くのには適していません。

トゥクトゥクやソンテウで行くには道が悪すぎるし、砂埃がすごすぎて辛いです。

どうしても経験したいと言うなら、どうぞ。

おすすめはできません。


好みに合わせて乗り物を選んで!

時間に余裕があるなら大型バス、安くてササッと行きたいならミニバン、時間に縛られず自由に遊びたいなら車をチャーターするのが良いですね!

片道4時間はかかるので、日帰りでは行けません。

バンビエンではぜひ、連泊して自然を楽しんでほしいと思います。