「海外で働いてみたい!」「海外に住んでみたい!」そんなふうに考えたことはありませんか?
わたしもその一人で、漠然と海外に住んでみたいな〜とずっと思っていました。
今ではその夢が叶い、こうしてラオスに住み、ラオスで働いています。


よくわたしのところに、
じゃあ、どうやって就職口を見つけたの?ネットで求人探してるけど全然出てこない!ラオスで働きたいのに!」
という質問がきますので、今日はラオスで就職口を見つけるには!をテーマに書いていきますね!


海外で働く様々な雇用形態


海外で働く、そして生活するには、様々な雇用形態があります。
  • 海外駐在員として派遣される
  • JICAボランティアやNGO法人のスタッフとして派遣される
  • 駐在員の伴侶となり同行する
  • 現地採用として働く
ラオスに住み働きたいという目的がある場合は、最後の「現地採用として働く」のが1番の近道…というか、現地採用の募集を探しているのだろうと思います。

この記事では、現地採用として働くことを前提、そして、ビザを取得する(長期滞在はビザがないとできません!)ことを前提として、お話ししますね!


なんでインターネットに求人がないの?


日本に住んでいる方は、インターネットを使って求人を探しますよね。

でも、「ネットに全然、求人が載ってなーい!」「経験者しか募集してなーい!」と思いませんか?

その理由は
  1. 日系企業が少ない
  2. あっても駐在員が来る
  3. 日本人が一人もしくは二人でまわしている職場が多いので経験者じゃないと困る
  4. ゆえに、いきなり責任者になる
  5. ゆえに、ポストが空かない

よく考えてみて。

英語もラオス語もろくに話せず、ラオスで生活して行けるかどうかも分からない未経験者をどこの企業が雇いますか?

しかも責任者として会社を任せられないですよね?

「海外で働いてみたい」「海外で生活してみたい」というあなたの夢を叶えるために会社は存在しているのではありません。

それに、万が一、ラオスでの生活や現地スタッフと上手くいかない場合、会社を辞めざるを得ません。

現地の企業はそんな日本人をたくさん見てきました。

そんな日本人に会社を任せるなんて、危険でしかないと思いませんか?





それでもラオスで就職するには

自分でアポを取りまくる


「経験者だけど就職口が無い」場合は、どうすれば良いか?

それは、自分でアポ取って面接してもらうんです。


インターネットで就職口は見つけられなくても、ラオスに子会社や工場を持っている会社は見つかりますよね。

その会社ひとつひとつに直接連絡をし、日本の本社でもラオスに旅行するついででも、Skypeなどのオンラインを使用してでも面接してもらうんです。


この方法は、ラオスに住む日本人もやっています。ラオス在住者でも仕事を探すのに苦労して自分でアポ取ってます。

なのでこれは特別、大変なことでもありません。


知り合いに紹介してもらう


「未経験者で英語もラオス語も話せないよ〜」というあなた。

そんなの甘い!!と言うと思いましたか?笑

いえいえ、それでも海外で、ラオスで働いて生活したいという想いは誰にも責められるものではありません!

なぜならば、わたしがそうだったから。

わたしも、英語もラオス語も話せず、未経験者なのにラオスに来て働くことになりました。


「いやいや、さっき、企業はそんな危険を犯せないって言ったじゃーん!」

そう思ったあなた。本当にその通りですよ。

よく私を雇ってくれました。


英語もラオス語も話せず仕事も未経験で日本に住んでいるわたしがどうやって就職したのか。

それは、紹介です。コネですね。

でもちゃんと面接はしましたよ!

履歴書も送りました。

そのうえで、「やる気があって健康そうだから」という理由で、その場で採用してもらい、ラオスへ行く日程もその場で決めました。
(勢いって大事!)

社員のすすめる人ならば身元も分かるし、会社としても安心ですよね。


ラオス在住者も、この紹介という方法で仕事を探す人は多いです。


国立大学へ入学し学生として滞在する


最後に、「ラオスに知り合いもいないしどうすれば…。」と、絶望しているあなた!

諦めるのは早いです!

こんなことで諦めるくらい、浅い夢なのですか!?


それでもラオスで長期滞在する方法はあります。

それは、国立大学へ入学し学生として滞在する方法。





働きたいのにー…と、ガッカリしましたか?

でもね、ラオス語も話せない未経験者ならこの方法が1番です。


その理由は
  • ラオス語を習得できる
  • ラオス人の考え方を学べる
  • ラオスでの生活を体験することができる
  • 在学中に就職活動ができる
そしてなにより、ラオスでこの先、働いて暮らしていけるか、じっくり考えることができる。


どの国でもそうですが、旅行するのと住むのとでは印象が全く変わります。

旅行するには良いけど、住むのはちょっとね…という地域、日本でもありませんか?

海外生活というと、なんだかキラキラして楽しそうで、憧れる!というのは分かります。

でもやっぱり住んでみて現地スタッフと働いてみると、嫌な部分も見なければなりません。

働いてしまうとなかなか辞めづらいですよね。


それに、慣れない土地で友達もいなくて、言葉で自分の意思も伝えられず、仕事も頭がパンク寸前…そんな状態で仕事が終わってから語学の勉強…できますか!?

よっぽど根性がないとできないですよ。

そういうことを考えると、学生として滞在し、まずはラオスの生活に慣れ語学を習得する。

それから仕事をしても遅くありません。


自分の道は自分で切り開くべし!

ラオスで働きたい!という方はたくさんいるのではないでしょうか?

本当にラオスで働き暮らしたいと思うなら、「エイヤーッ!っていう勢い、大事ですよ!


インターネットで無い求人をいくら探したってみつかりません。

勇気をだして、企業に連絡を取ってみたり、一度冷静になって、学生になることも検討してみてください。


あ!あと、大事なことがひとつ。

ラオスで働くにはワークパーミット(就労許可証、就労ビザ)がないと働けません!!

面接の際には会社でビザを発行してもらえるのか、必ず確認してくださいね。


あなたのラオスで暮らす、ラオスで働きたいという夢が叶いますように!