海外駐在や長期出張、現地で採用されたなど、短期間ではなく長期間ラオスに滞在することになったら何をスーツケースに詰めますか?

荷物の内容は、旅行の場合とは異なります。何度も訪れた国ならともかく、良く知らない国であれば「何が必要?」とわからないことだらけで不安になりますよね。

今回は、わたしがラオスに移住するときに持ってきたもの、持ってきたけど役に立たなかったものをご紹介します。

持ってきてよかったもの

歯ブラシ
歯ブラシに特にこだわりがない場合は、ラオスにもたくさん売っているので用意しなくてもよいです。

でも、わたしは小さめヘッドのブラシが柔らかいタイプが好きなので、イオンで12本くらい買って持っていきました!

ラオスの歯ブラシは大きいものしか無く、やはり持ってきてよかったです。





薬類

ラオスの薬の方がよく効くと噂されますが、ラオスに来てしばらくは保険のように日本の薬を持っていた方がいいです。

いつお腹をくだすか分からないですしね。


わたしは頭痛持ちなので、鎮痛剤は大量にスーツケースに入れました。


ラオスの風邪薬を飲んだことがあるのですが、ラオスの薬は本当に成分が強いです!

わたしは日本では薬を飲む時、胃薬飲まなくても大丈夫なのですが、ラオスの薬は胃が痛くなった経験があります。



趣味のもの

ラオスに来てすぐには友達は出来ないだろうし、休日になにか趣味のものを持ってるといいです。

毎日ラオス語を聞いて、知らない人ばかりの中で頭がイーッ!てなっても日本から持ってきた趣味のものを自宅でしていると、時々、日本に居るような感覚になります。


下着類

ラオスは一年中、夏休みみたいな気候なので、下着類は綿のものって決めて用意しました。

ラオスにも下着屋さんはありますが、日本とは比べ物にならないくらい下着って売ってるとこ少ないです。

しかもなんかツルツルしててレースがどばぁーみたいな。

なので、大量に綿の下着を用意して持っていきましたよ。


あと、暑いのでゴムも劣化しやすいです。

思っているより多めに用意していきましょう。


洋服

わたしの身体が大きいのか、ラオス人が小柄なのか。

売っている洋服のサイズが本当に小さいです!

なおかつ、ダサいです!

最近はお洒落な服屋さんもチラホラできていますが、それなりに値段も高く日本で買った方が安いんじゃ…?というものも…。

なので、洋服は1週間毎日変えられるくらいの量を持っていった方がいいです。


それから日本の4倍、夏服を着ることになるので、傷むのもはやいです。

毛玉もすぐできます。

自然に穴が空いたり、気がついたら破れてたりします。

綿のものが汗を吸収するのでよいですが、仕事用の服は案外、綿とレーヨンが入ったサラッとした着心地のものが重宝しています。

キレイめに見えるし、アイロンいらない、すぐ乾くのいいとこ取りです。


化粧品

ラオスは暑いし、ラオス人が使う化粧品は汗に強いだろうと思っていたら大間違い!

ラオス人女性ってあまり汗かかないんですよね。

というか、暑いのが普通だからみたい。

それに、ラオスの化粧品ってそんなに日本みたいに種類ありません。

基礎化粧品からファンデーションなどは、自分が使い慣れたものを多めに用意することをおすすめします。


わたしは一時帰国した時にエスティーローダーの基礎化粧品から下地、ファンデ、パウダーを揃えましたが、暑いラオスでも化粧崩れしないし化粧直しもいりません。





持ってきた意味がなかったもの

電気ケトル

お気に入りの電気ケトルがあって、これをどうしてもラオスでも使いたかったのですが…無駄でした。

重たいのにね。

出国する時、重量オーバーだったのは電気ケトルの重さが大半な気がする!!


電化製品はラオス、もしくはタイへ行った時に買うのがいいです。

電圧が日本と違うので。

タイはラオスと同じ電圧、コンセントの形なので、ドライヤーはタイで買いました。


変圧器

電気ケトルを使いたいがために変圧器を買いました。

5000円くらいしたかな?

お店の人にも確認しました。

でも、実際にラオスで開封してみたら…使えなかったんですよ!!

全然電気、通らなかったの。

なぜだかは分からないけど。

なので、変圧器あるからといって電化製品は持っていかない方がいいです。


ちなみに、ラオスでも変圧器買えます。あと、変圧器買ってもいいけどあまり高いの買うと使えなかった時にショックを受けます…。


持ってきてないけどあったら良いなと思ったもの

圧縮袋

手でクルクル巻いて空気が抜けるタイプ、たくさん持ってこればよかったぁ!と思いました。

何故かと言うと、ラオスで国内旅行する時はリュックだけで旅行するんですよね。

その理由は、飛行機に乗る場合は預け荷物してしまうと空港出るまで時間がかかるし、荷物がどこかへ行ってしまう心配もあるから。

乗り合いの車だと荷物が小さい方が身軽だし、盗難にも合いにくい。

なので、手で巻ける圧縮袋があればリュックの中にできるだけたくさんの荷物を入れることが出来るので便利です。

ラオスには日本語の本はまず売っていません。英語かフランス語がタイ語です。

日本の本は全く売っていなくはないのだけど、限りなくゼロに近いです。

わたしは重たいからなと思ってKindle版をスマホで読んでいますが、やっぱり紙で読みたい。


日本から来た人に文庫本をもらったときは、めちゃくちゃ嬉しかったです!

次に一時帰国した時は、書店で本を買おうと思います。


日本の食品

ラオスにも日系スーパーはあるので、日本食を買うことができます。

でも、海苔とかお茶漬けの素とか、軽くてかさばらないものはスーツケースに入れてもいいかなって思います。


あと、やたらカレーが食べたくなるので(わたしだけじゃないはず!!)次に一時帰国した時は、カレーのルーも買ってラオスに持ち帰ろうと思っています。

冬服

ラオスは一年中、夏休みみたいな気候です。

でも、冬もあるんです!

知ってましたか?

2月の2週間くらい。

日本でいう、10月の終わり。

ジャケットとか薄手のコートがないとちょっと辛い…という感じ。


ラオスには暖房がないので、着るもので暖をとるしかありません。

わたしは長袖のものを持ってこなかったので、寒くて寒くて辛かったです。

ラオスの北部では霜がおりたり、家畜が凍死するほどなのだとか。

なので、厚手のパーカーやモコモコ靴下、長袖長ズボンは1〜2セット持ってくることをおすすめします。


お気に入りは心の安定剤

だいたいのものはラオスでも買い揃えることができます。

こだわりがなければ、ラオスに来てから少しずつ買い揃えていけばよいでしょう。


しかし、ラオスでの生活に少し慣れ、ふと立ち止まった時に、日本にいた時に使っていたものが身の回りにあるとホッとします。

日本で使っていたお気に入りのコップや部屋に飾っていた置物がラオスの部屋にもあると、なんだか安心するんですよね。

一見無駄なように思えるものも、心の安定剤としていつか役に立つこともあります。


スーツケースに余裕があれば、心の安定剤も用意してくださいね。