初めてラオス旅行する方、効率よく観光したい方は旅行ガイドブックにそって行動するのがいいですね!

悩まなくていいし、時間の節約にもなります。


ラオス旅行といえば首都のビエンチャンに必ず立ち寄るのでは?

今日は、そんな当たりまえの、ビエンチャン観光情報を書いていくよ!

ただ、そのままガイドブックと同じようなことを書いても面白くないので、友人が来るたびに何度も観光スポットへ行っている現地住みのわたし目線でビエンチャン王道観光コースを書いていくよー。


 これだけは行っとけ!1日でまわるビエンチャン観光スポット

首都ビエンチャンには、歴史的価値のあるお寺や博物館などがいくつかあります。

滞在日数が多ければ、時間に余裕をもって観光できますよね。


ここでは、1日しかいられないよっていう弾丸で来られる方のために、「これだけは行っとけ!」という王道観光コースを紹介します。


ワットシーサケート
ワットホーパケオ
パトゥーサイ
タートルアン
ブッダパーク

以上の順番でまわっていきますね!

 

その前に準備はOK?

準備1. 服装に気をつけよ

今回はお寺を巡るコースなので、服装に気を付けてください。

ざっくり言うと、男女とも肌の露出を控えてくださいね。

お寺だけまわるなら丈の長いスカートでもよいのですが、今回はブッダパークにも行くので袖があり、胸元が空いていないシャツやTシャツ、丈の長いパンツであれば大丈夫です。


履物はサンダルでOK。

境内では履物はぬぎます。

 

準備2. トゥクトゥクをチャーターせよ

今回は時間を有効活用するために、移動はトゥクトゥクです。

トゥクトゥクのチャーターの仕方は、以前書いた「トゥクトゥクの乗り方」を参考にしてください。


 

さあ一日のはじまり!観光をスタートするよ

1. 7,000体もの仏像がずらり!「ワット・シーサケート」

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かつては王宮寺院で、現在は博物館という位置づけになっています。

建設当時の原形をとどめて残っている点で、歴史的価値が高いんです。

結婚式を控えた新郎新婦が日本で言う前撮り撮影をする場面に出くわせたらラッキー。


大きいものから小さいものまで7,000体もの仏像が安置されており、写真映えもバツグン。


見所は本堂を囲むように並ぶ仏像たちですが、境内の壁画も細かく当時の人々の様子が描かれており興味深いです。

あと、外からは想像できないくらい涼しい。


 

2. かつてエメラルド仏が安置されていた「ワット・ホーパケオ」

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「ワット・シーサケート」のほぼ真向かいにあるお寺。

こちらもシーサケート同様、博物館という位置づけです。

入口入って左手に建っていますが、大きな建物なので迫力があります。

ぜひ写真を撮ってください。


このお寺はかつてエメラルド仏が安置されていました。

しかし、シャム(タイ)に侵略された際に建物は破壊され、エメラルド仏も略奪されました(現在もタイにて安置されています)。


階段のあたりで靴を脱ぎますが、素足だと真夏の砂浜みたいに熱ッ!熱ッ!という感じになりますので、それが嫌な人は靴下にスニーカーがよいでしょう。


外の廊下をぐるっと一周してみてください。

建物裏側に壊れた像が放置?されています。

そのまま置いておく…というのも、なんだか歴史を感じませんか??

 

3. パリの凱旋門がモデル「パトゥーサイ」

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ビエンチャンのシンボル的存在「パトゥーサイ」。

パリの凱旋門を模して造られました。

しかし、いまだ未完成といわれています。

その証拠に(?)、1階から上の階へ上るおどり場の階段の陰に、ボロボロになった像が放置されています。

見つけてみてくださいね。


3.4.5階は土産物売り場になっていて、ビエンチャンで一番じゃないかってほどの品揃えです。

誰が買うの?っていう不思議なものから民芸品まで幅広く取り揃えています。

THEラオスっていうお土産がほしければ、ここで買うのがよいでしょう。


実は3階の土産物フロアは、かつて独立戦争で犠牲になった兵士の遺体を安置していた場所なんですよね。


パトゥーサイはラオス語で「勝利の扉」という意味です。

ボロボロになりながらも戦ってきた、ラオスの人たちの歴史が見えるようでただの観光地として来るのはもったいない気がします。


ちなみに、5階から上は展望楼なので、ぜひ登ってビエンチャンの街並みを楽しんでくださいね。


あと、壁に落書きがしてありますが、絶対に落書きしないように!

お願いします。


夜は内部に入ることはできませんが、ライトアップが綺麗なので時間があれば夜にも訪れてほしい場所です。


4. 黄金に輝くラオスのシンボル「タートルアン」

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ラオス仏教最高の仏塔で、ラオスの国章にも描かれている黄金塔です。

毎年11月の満月には「タートルアン祭り」が開催され、国中から僧侶、そして国民が集まるんですよ。

それほど、ラオスの人たちにとっては大切な仏塔です。


それもそのはず、このタートルアンにはブッダの胸骨が納められているのだとか。

言い伝えなので定かではありませんが、なんだかロマンを感じませんか?

晴れた日には金色に輝くタートルアンを是非見に行ってくださいね。


それから、タートルアンまで行ったなら、タートルア案を正面にして右手のお寺にもぜひ足を運んでくださいね。

黄金の寝仏を見ることができます。

 

5. 摩訶不思議ワールド「ブッダパーク」

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お待たせしました。みんな大好き、ブッダパーク!

ここが好きな人は何回でも行きますね。

ローカルバスでも行けますが、時間も読めないし面倒だという方は、このままトゥクトゥクで行っちゃいましょう。

ビエンチャン中心部からは40分ほどかかるので、飲み物やおやつをどこかで買って持って行ってもいいですね。


ブッダパークは2018年に整備され、トイレや地面が綺麗になりました。

でも、コンクリート造りの像はそのまま。

今まで通り、摩訶不思議ワールドを楽しむことができます。


ここはタイ人のスリラット氏が建設しました。

「ブッダパーク」という名前で知られていますが、正式名称は「ワット・シェンクワン」です。


仏教徒ヒンズー教がミックスされた像は、非常に珍しく、表情豊かで様々なポーズをとったブッダたちは見るものすべてを虜にする不思議な力を持っています。


特に面白いのはパークは行ってすぐにあるカボチャの建物。

中に入ることができ、屋上に出ることができます。


内部は地上、地獄、天界と分かれていて、つくりがなかなかコミカルです(表現って難しいね)。

ちょっとホコリっぽくって、なんだか崩れそうなところが個人的には好き。


屋上は一応、柵というか手すりがありますが、低すぎて転がったらアウトだなって感じなので高所恐怖症の人は気を付けてください。



観光の仕方は無数!

1日でビエンチャンの主要観光スポットをまわるなら、このコースが王道です。

日数に余裕があれば、ビエンチャン市内観光(ワットシーサケート、ワットホーパケオ、パトゥーサイ、タートルアン)と、ブッダパークを日にちを分けて観光してもよいでしょう。


もし、自分でトゥクトゥクをチャーターするのが面倒だとか、クーラーの効いた車で移動したい、ガイドをして欲しいなどの希望があれば、現地で旅行会社にお願いしてもいいと思います。

ひとつ気をつけたいのが、ガイドをつける場合は旅行会社は国に書類を提出する必要があるので、少なくとも3日前には予約をしましょう。


ビエンチャン観光を楽しんでくださいね!