外国人として異国に住み、生活した経験がありますか?
あるよーという方もいるだろうけど、ほとんどの方が未経験なんじゃないかなって思います。
わたしもラオスに来る以前は、自分自身が外国人として生活するなんて考えたことがありませんでした。
当たり前だけど、外国人は一生、外国人です。
旅行ではなく生活するために、外国人として生きることになったら、どんなことが起こるのか、わたしが日々、感じていることをまとめてみました!
わたし個人が日本人のイメージになる
皆さんの周りに、外国籍の方はいらっしゃいますか?
性格は人それぞれ違うとわかっていても、なんとなーく、その方の持つ雰囲気がその国のイメージになりやすいですよね。
ラオスで暮らし、彼らラオス人と一緒に仕事をしていると「これだから日本人は」と言われることがあります。
これは、良いことも悪いことも。
日本人に対する良いイメージ
青年海外協力隊を知っていますか?
JICAとも呼ばれ、設立から60年が経ちました。
JICAが初めて支援した国はラオスです。
ラオスは未だに、日本から、JICAの支援を受けています。
日本は道路や橋、空港を建設し、街中では日本から支援で入ってきたバスが走っています。
そのことをラオス人はよく知っているので、日本人に対して、比較的良いイメージを持っています。
また、騒いだりうるさくすることも無く大人しいので、わたしが日本人だと分かると親切にしてくれることもあります。
日本人に対する悪いイメージ
彼らラオス人と一緒に働いていると、日本人の働き方は厳しすぎる。一緒に働きたくない。と言われることがあります。
今までずっと日本で働いてきたわたしにとっては、日本の働き方はごくごく普通。
報連相など、きちっとしているところが、彼らにとっては苦痛なようです。
また、勤務時間中にずっと仕事をしている姿も可哀想と言われます。
ラオス人に限らずアジアの人たちを見たことがある人は想像しやすいと思いますが、暇さえあればスマホでネットしてます。
それだけスマホ触るなら、調べものとか勉強すればいいのに…と個人的には思いますが笑
なので、ひたすら仕事をしている姿に違和感があるようです。
必然的にマイノリティになる
外国人なので、当然、マイノリティです。
日本人に対する悪いイメージと重なりますが、「ラオスでは〇〇だよ!」と言われることもしばしば。
これは、全ての意見に耳を貸さなくてもいいし、へぇ、そうなんだ。くらいで聞き流してもOK。
でも、彼らの生活に入れてもらってるので、ある程度合わせた方が仲間として受け入れてくれるかな。
郷に入っては郷に従えってね。
働き方にしても、可能な限り、歩み寄りが必要かなって思います。
日本では接点のなかった業界の人と知り合える
ラオスは日本人が少ないし、わたしみたいな現地採用者よりも何かのプロジェクトで来てる人が多いように思います。
青年海外協力隊(JICA)関係者
NGO関係者
国連
駐在員
大使館員
国から派遣されてきた人
などなど。
彼らの話は本当に面白い!
住む世界が違う人達なので、日本ではまず知り合えません。
たくさんの国を渡り歩いてきた人もいるし、みんなエリート!
わたしみたいなぺーぺーとは、日本にいたら別世界の人達です。
もちろん、在住歴の長い先輩方もたくさんいて、いつもお世話になっています。
みんな、生きてきた背景が全く違うから話していて楽しいし、バイタリティがすごいから前向き!
こういった方と知り合えただけでも、海外移住っていいなって思います。
特別扱いされる
ラオスで働くとなると、日系の会社であれば、自分自身がほぼ会社の顔になります。
会社の大きさにもよりますが、日本人が少ない会社だと、代表としてパーティや会合に出席することもあります。
すごく責任が重いですが、いい経験をさせてもらってるなぁと、いつも思います。
また、周りの人達も同じく会社の代表として色んなところに顔を出すので、それに便乗してパーティなどに出席することもあります。
これは外国人としての特権かなと思っています。
こういう時のために、長期滞在する予定のある方は1着か2着はよそ行き用の服を持っていた方がいいです。
靴も綺麗なものを。
男性ならスーツ、女性ならワンピースなど。
クラッチバッグやアクセサリーも、あるといい。
わたしは毎回、着るものに困ります笑
一生、外国人。でも、家族みたいに受け入れてくれるラオス人
今までずっと日本で暮らし、日本の生活が当たり前になっていたわたしにとって、文化背景の違う人達と生きることは戸惑うことも多いです。
外国人として暮らし生きることは、苦労もいっぱいあります。
でも、その分、面白い発見や日本では経験できないことがたくさんあります。
ひとつひとつの出来事が、刺激的なんですよね。
外国人は一生外国人。
それは変えられない事実だけど、心をオープンにして彼らと接すれば、家族みたいに受け入れてくれます。
正直、腹立つこともあるけど、でもやっぱり、ラオスに来てよかったなぁと、楽しく毎日を過ごしています。
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