週末ですねー。

日本は今週末は大寒波が来るとか?

日本から来ている知り合いが言うとりました。

だんだんと日本の情報がわからなくなってくるので、少しでも日本のニュースを教えてもらえると嬉しかったりします。


さて、日本には四季があるのはご存知ですね?

ラオスにも四季はあるの?と聞かれることがあります。

答えは、「無い」。

四季はありませんが、暑季、雨季、乾季という3つの季節に分かれます。


≪暑季≫
3~5月

とにかく暑い。

最高気温が40℃を超える日も。

風がないので、余計暑く感じます。

暑季真っただ中の4月の初めは、「ピーマイラオ」といって、ラオスのお正月です。

ピーマイでは水かけ祭りが各地で行われます。

このお祭りは、旧年中の悪い運気を水をかけて払うという意味があります。

日本でもフェスなんかで水かけ祭りが流行ってたりしますが、ウォーターガンなど甘っちょろいもんではなく、ホースやバケツ、桶で水をぶっかけられます。

道行く車やバイクにも容赦ありません。

あと、パーティーも同時開催なので、アル中で倒れる人が続出します。





≪雨季≫
6~10月

7月に「カオパンサー(入安居)」と呼ばれる、仏教行事があります。

これは、雨季で生物が活発になり外に出てくるので、殺生しないようにお坊さんが寺にこもって修行をする期間です。

この期間は、結婚式を挙げることができず、敬虔な仏教徒であれば禁酒します。

雨季といっても、一日中雨が降っているわけではなくて、スコールのように集中的に降ります。

が、その量が半端ないので、昨年はメコン川沿いのお店が水没するほどでした。


≪乾季≫
11~2月

まーったく雨は降りません。

毎日晴れ。

10月の「オークパンサー(雨安居出)」を過ぎると、結婚式ラッシュです。

ラオスは一年中、夏休みみたいな気温ですが、2月はちょっと寒い。

2018年の2月は例年より寒く、ラオスでも北の方は霜が降り家畜が凍死する被害が起きました。

ビエンチャンでもコートがなければブルブル震えるほど寒く…。

ラオス人はダウンコートやフリースのパーカー着てましたね。

ラオスには暖房がないので、2月に来る人は服装に注意です。


クリスマスもお正月も昼間は暑いし半袖着てるし、なんか変な感じですよね。

ラオスにきて一年目は、不思議な感覚でした。

今はもう、日本の冬の寒さを忘れてしまったので、冬がちょっと恋しいかな…。


観光するなら雨の降らない乾季が人気ありますが、滝を見るなら水量のある雨季がいいですよ。

暑季の水かけ祭りも、すっごく楽しいのでおすすめします。


好きな季節に、ラオス旅行してくださいね~!